目の疲れの原因
最近、目の疲れを訴える人が増えていると言われます。コンピューター作業の増加、携帯メール、車の運転、DVD、テレビゲームなど目を酷使する機会が多くなっていますし、人間はもともと、情報のおよそ80%を目から得ていると言われていますので、ある程度疲れ目がおこることは避けられないのかもしれません。しかし、その疲れが短時間の休養で回復しなかったり、短時間の作業でおこってくる場合には、他にも原因がある場合もあるようです。そこで、目の疲れの原因について、少し考えてみましょう。
1 パソコン・テレビゲームなどによる目の酷使
目の表面はいつも涙で覆われて、目の栄養が保たれています。しかし、パソコン作業や、テレビゲームなどで、じっと画面を見続けると、まばたきの回数が減り、目の表面が乾いてきます。また、長時間同じ姿勢で、画面を見続けて作業をしたりすると、筋肉に血液が流れにくくなり、血流障害を起こすこともあります。さらに、目の神経を酷使することによって、ピントを合わせる毛様筋が疲労していきます。これらが、目の酷使によって引き起こされる目の疲れの原因と考えられます。
2 睡眠不足・ストレス・疲れ
夜更かしをして、睡眠不足になると、目の疲れが現れることがあります。また、不規則な生活や過剰な精神的ストレスで肉体が疲れているときも、目にくることがあります。これは、目の神経が、脳とダイレクトにつながっているので、ストレスなどにより脳をフル回転させると、目の疲れとなって現れるわけです。
3 偏食
偏食と目の関係も大切です。目の健康に欠かせない栄養素であるビタミンB群やビタミンAが不足すると、目が疲れやすくなるからです。目の疲れを感じる場合は、食生活を見直してみることも重要です。
4 老眼・乱視
目の調節力は加齢とともに衰え、だんだん近くのものが見えにくくなります。いわゆる老眼ですね。老眼なのに眼鏡をかけないと、目に負担をかけるため、疲れ目の原因になります。また、眼鏡をかけていても、度の合わない眼鏡をかけていると、やはり疲れ目の原因になります。無理に焦点をあわせようとして目の調整筋肉を使い、緊張状態が続くからです。
ところで、パソコンワークなどでモニターやキーボードなど近距離を注視する場合、近視用の眼鏡やコンタクトを使っていると、過矯正となり、目が疲れやすくなるそうです。この場合、度数が弱めのものを使うほうがよいとされています。
5 病気
目の疲れの原因として、最近多いのがドライアイです。また、緑内障、白内障、斜視、高血圧・低血圧・貧血・自律神経失調症・更年期障害・虫歯などが原因となって眼精疲労を引き起こしていることもあります。
6 その他
照明がちらついたり、明暗が強すぎるときにも目は疲れます。また、直射日光、反射光を受ける場合も目に良くありません。